村上清貴(村上農園の社長)さんが
【カンブリア宮殿】に登場!
経歴や学歴と年収は?
O-157騒動で倒産の危機に瀕しても
豆苗とスプラウト市場の開拓で復活!
最新のB2B戦略として開発された
マイクロハーブがスゴイ!通販は?
など調べてみました。
こんにちは、サイト管理人の007です。
今回注目したのは、この番組♪
2019年5月16日22:00~放送
「カンブリア宮殿」村上清貴さん登場!
番組放送内容はコチラ(^^)/
注目の発芽野菜!豆苗&スプラウトで年商100億円の村上農園…
簡単レシピで食卓革命を起こしていた。O-157騒動で倒産寸前に追い込まれた企業の大逆転物語!98円という安定した低価格、簡単&おいしいレシピで急速に人気を拡大している豆苗。その仕掛け人とも言えるのが広島の村上農園。もともとはカイワレ大根の生産で日本一となったが、O-157騒動で倒産寸前に追い込まれ廃業の危機に。だが執念の格闘で発芽野菜に可能性を見出し圧倒的トップに!
スプラウト市場を築き上げた男の執念の逆転劇とは?今までにない生産手法で食卓と農業を変える村上農園の強さの秘密と次なる戦いに迫る!
引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
007(管理人)もブロッコリースプラウト
ってゆう、200円くらいで売ってるやつは
何かのテレビ番組で、栄養価が高いと知り
少々お高いのですが、苦みが大好きで
週に1パックは消費するくらいですが…
豆苗はあまり食べないです(^^)/
なにやら発芽野菜で圧倒的トップ!とか
今までにない生産手法で農業を変える!
これはオンエアも要チェックです!
というコトで、007ミッション開始!
村上清貴(村上農園)経歴や年収は?
O-157騒動から豆苗とスプラウトで復活!
最新B2Bマイクロハーブがスゴイ!?
O-157騒動で倒産寸前に追い込まれた
広島のカイワレ生産業者が「発芽野菜」に
可能性を見出し、圧倒的トップに!
新しい「スプラウト市場」を築き上げた
村上清貴さんって、いったいどんな
スゴイ人なのでしょう…
【目 次】
1.村上清貴さんの経歴プロフと年収は?
2.O-157騒動で女児3名死亡の真相って?
3.村上農場その後の復活劇がスゴイ!
4.最新B2Bマイクロハーブと通販はココ!
1.村上清貴さんの経歴プロフと年収は?
出典:http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
名前:村上 清貴(むらかみ きよたか)
生年月日:1960年7月生まれ
現年齢:58歳(2019年5月現在)
出身:山口県熊毛町
学歴:広島大学総合科学部
現職:村上農園 代表取締役社長
1960年、山口県に生まれたという
村上清貴さんは、広島大学総合科学部
卒業後、1983年にリクルートに入社。
入社当時は、法人営業の担当でしたが
1988年にリクルート映像に異動し
営業課長、マーケティング企画課長
などを経験されています。
そして、当時、村上農場の創業者で
社長でもあった、村上秋人さんから
社長になって欲しいとの依頼を受け
1993年に村上農園に入社。
村上秋人さんとの関係は?というと
親子関係ではなく、村上清貴さんは
母方のいとこにあたるそうです。
村上清貴さんは、ガス会社にお勤めだった
お父さんを幼少期に亡くされているそうで
おじさんの会社を引き継がれたんですね~
2007年より現職の、代表取締役社長
として、まだ10年そこそこだというのに
会社を大躍進されてこられたスゴいお方!
ご自身の性格を、とあるインタビューでは
しつこい。やれるまでやる。わがまま。
人のいうことを聞かない、信じない。
と言っておられます(^^)/
ところが、社員に「人のいうことを信じるな」
というのはあまりにひどいといわれるので
最近は「人のいうことを鵜呑みにするな」と
表現を変えているんだそうです。
将来的には、アフリカ大陸に行きたいとか…。
南アフリカ、ジンバブエあたりで、新しい
野菜を探しに、未知の領域に行きたい♪
とも仰っておられました。スゴイ探求心~
村上清貴さんは、スーパーフードのひとつ
ブロッコリースーパースプラウトをヒット
させたスプラウトの王者とされえいます。
栄養価の高い新芽を使ったスプラウトは
最近の健康需要に乗って、急拡大して
村上農園の年商も、100億円に到達!
現在、国内8カ所にあるという、村上農園の
生産拠点の広大な施設では、生育期間2週間
程度の豆苗が、水やりから搬送まで高度に
オートメーション化されています。
最新の設備で次々と生み出されていくそうで
気候の違う各拠点では、なんとミリ単位で
生育状況をチェックするんだとか…。
そんな順調すぎる会社にも、過去には辛い
倒産寸前という事件が起こっていました。
世間を騒がせたそのO-157騒動とは!
2.O-157騒動で女児3名死亡の真相って?
村上清貴さんの村上農園は、1978年に
おじさんが広島で創業した会社で、当時
紅タデから、カイワレ大根の生産へと
ビジネスを広げ、ついにカイワレ大根の
生産では日本一となっていました。
そんな村上農園を襲った最大の危機が
村上清貴さんの入社3年後、1996年に
起きたO-157による食中毒事件!
※オーイチゴーナナ騒動です
感染源がカイワレ大根ではないかと
疑われ、全国のカイワレ農家さんへ
風評被害が巻き起こったのです!
O-157騒動とは?
1996年(平成8年)7月12日、大阪府堺市で学校給食に起因する、腸管出血性大腸菌O157が原因の「堺市学童集団食中毒事件」が発生した。児童7,892人を含む9,523人が、下痢や血便症状を罹患、3人の児童が死亡し、大人にも二次感染が広がった。
溶血性尿毒症症候群を発症した児童が、事件から19年を経過した2015年(平成27年)10月、後遺症を原因として死亡している。堺市は7月12日を「O157 堺市学童集団下痢症を忘れない日」と制定している。
引用:Wikipedia
このときは、関西在住の007(管理人)は
近隣の、堺市に住んでいた友人なども
たくさんいて、本当に心配でした。
しかも、ありとあらゆる野菜コーナー
からは「カイワレ大根が消えました」
多分、1年以上続いたんじゃないかと…
とにかく、コメンテーターが好き勝手
言いたい放題でしたが、最終的には、
原因はカイワレ大根ではなかった!
というてんまつで収束したのですが…
なんといっても、生産のほとんどが
カイワレ大根だった、村上清貴さんの
村上農園も廃業の危機に立たされます。
ちなみに、当時の状況が生々しくリアルに
村上農園のホームページに、以下のように
掲載されていました。
事態が一変したのは96年7月13日のことである。
大阪府堺市で児童255人が食中毒症状を訴え、翌14日には患者が2000超にまで拡大(※最終的な累計患者数は9523人)、入院患者は791人を数えた。
集団食中毒自体は各地で起きていたが、かいわれ大根生産者にとって、以後“堺”は特別な響きを持つようになる。当初から感染源が給食だと見られたことで、厚生省(現・厚生労働省)は文部省(現・文部科学省)などと連携して調査に乗り出した。
使われた食材が総点検され、犯人探しが始まった。
そして、疑われたのがかいわれ大根。
生産業者にとってはまさに青天の霹靂とも言える出来事だった。「かいわれ が感染源とは…、本当じゃろうか」。
引用:http://www.murakamifarm.com/
野菜がそのような菌で汚染される話など
それ以前には、聞いたことなどなく…。
元来、植物の細胞は、細胞壁という
丈夫で厚い壁と、細胞膜と呼ばれる
柔軟な膜の壁によって守られていて
この2つの壁の隙間を、唯一通れるのは
水と、他には無機養分のような小さな
分子だけなので、その隙間の200倍も
大きい大腸菌が、とうてい植物の中に
摂り込まれるはずがなかったそうです。
しかし、そんな専門家らの「常識」は
マスコミ報道の前には、何の意味もなく
出荷量はみるみるうちに前年比30%下落…
また、ようやく沈下するかと思われた
騒動でしたが、翌年の1997年4月4日
愛知県蒲郡市と、横浜市の一般家庭で
食中毒が発生したんです。
そして、またもや、冷蔵庫に残っていた
調理済みかいわれ大根からO-157が検出
(産地では未検出でした)されて、出荷量は
再び激減してしまいました。
3.村上農場その後の復活劇がスゴイ!
前述の二度にわたるO-157騒動で、瀕死の
状態から、再建の陣頭指揮を執ったのが
現社長で当時常務であった村上清貴さん。
「もはやこれまで…」と、次々と退職する
社員を眺めながら村上清貴さんは、当時
試験的に育て始めていたという、豆苗の
生産に注力し、豆苗市場を拡大。
当時の状況を振り返った村上清貴さんは
このように語っていました。
「豆苗にとどまらず様々な情報を集めて精力的に新商品の開発に取り組みました。うちで栽培できないものは、委託生産農家を開拓して自社ブランドとしての販売にこぎ着けました。この時開発した数多くの商品の中には失敗したものもありましたが、新商品をどんどん出すことで取引先からもこれまでと違う目でみられるようになりました。」
引用:http://www.murakamifarm.com/
また、O-157騒動の最中の1997年には
米国のジョンズホプキンス大学の教授
ポール・タラレー博士がブロッコリーの
スプラウト(新芽)に高濃度に含まれる
物質を発見!と聞き…
そこに含まれるスルフォラファンという物質が
「腫瘍の形成を抑制する効果がある」と
学会で発表されたコトを知りました。
そして、米国立がん研究所により、がんの
予防効果の高い食品約40種類が発表され
全米の消費者の間で、食品による疾病予防の
意識が高まっていた時期であったことから
このニュースは、世界の三大ネットワーク
CNNなどで頻繁に取り上げらるコトになり
世界でスプラウトブームが起きたんですね~
そして、このアメリカで発見され話題の
ブロッコリースプラウトの、体に良い
作用に目をつけ、その研究者であった
タラレー博士を説得することに成功。
それ以降、高品質なブロッコリー
スプラウトを作るために、独占的な
ライセンス契約を結び、心機一転で
一気に反転攻勢に打って出たんです!
皮肉なコトに、健康情報番組が人気を
集めはじめたタイミングだった当時…
村上農園は、一時天敵となったメディアに
向け、大規模なシンポジウムを開催したり
趣向を凝らした、楽しいホームページを
農業分野ではいち早く立ち上げます。
斬新なPR手法で、積極的に情報を提供し
ブロッコリースプラウトは、奇しくも
多くのマスコミに取り上げられ、生産が
追いつかないほどの大人気となります!
一大ブームを巻き起こし、スーパーの
野菜売場にはスプラウトのコーナーが
新設され、市場に「スプラウト(新芽)」
というカテゴリーを確立することに成功♪
2012年には、沖縄の企業と合弁会社
「沖縄村上農園」を設立し、沖縄でも
豆苗などの生産に乗り出した村上農園。
夏場の葉物野菜の自給が厳しいなどの
沖縄の野菜事情を改善するコトと一緒に
地元企業に、高度な生産ノウハウを
提供するという「沖縄モデル」を掲げ
世界も視野に入れた、スプラウト野菜の
生産ビジネスを拡大するのが狙いだとか…。
現在は、東北にも新工場を建設中の
村上農園ですが、農業の未来を変える
その次なる戦いとは何なのでしょうか?
株式会社村上農園
設立:1978年1月
代表者:代表取締役社長 村上清貴
事業内容:豆苗(とうみょう)・スプラウト類の生産・販売
新野菜の企画・開発・販売等
本社所在地:広島県広島市佐伯区五日市中央4-16-1
広電コイン通りビル3階
資本金:1000万円
売上高:98億9900万円(2018年12月期)
従業員数:450名
HP:URL http://murakamifarm.com
新卒リクルート向けの、村上清貴さんの
動画にある、熱いメッセージは、とても
ステキだと思いました(^^)/
4.最新B2Bマイクロハーブと通販はココ!
さて、最後に、村上清貴さん曰くでは
野菜のマーケットは、大きく2つあり
1.家庭で消費されるもの
2.外食・中食産業が使用する業務用食材
規模はおおよそ半々で、これまでは
主に家庭向けを扱ってきたのですが
業務用の分野を開拓したいと思ったそう。
業務用はいうなれば「B2Bビジネス」
レストランや、中食向けの商品を展開し
今後は両柱での事業展開を進めます。
それはなぜかというと、一般消費者向け
商品は、単価が安く、売り上げが安定
しないのに対して、レストランやホテルを
相手にする「B2Bビジネス」というのは…
取引金額が大きく、しかも、いったん
受注が決まれば、リピート注文がとれる
割合も高いから安定収入なんですね(^^)/
というコトで、村上清貴さんはなんと!
発芽野菜「B2Bビジネス」の先駆者
オランダのコッパート・クレス社と提携♪
提携した業務用商品の生産を、山梨で開始
全国への供給体制を整えるなど、着々と
準備を進め、営業担当の専任者を増員。
「植物工場」ともいわれる、徹底的に
管理された場所でつくられた野菜の
最大の利点はというと…
天候に左右されることなく、安定的な
価格でコンスタントに届くコト!
また、密閉した施設で栽培を行うため
虫などの異物が混入しにくく、とても
衛生的なことも評価されています!
日本には、元来、シソや紅タデといった
ツマモノや季節の花で皿を飾るという
文化があります。
国内でも、料理の「インスタ映え」
をはじめ「美しく見せる」コトを
重視する傾向は、確実にニーズがあり…
そんな発想から、村上清貴さんが考案した
次の世界戦略がコチラ(^^)/
村上農園のスペシャリテ
スペシャリテとは、シェフが技術や感性、こだわりのすべてを注いで完成させる渾身の一皿のこと。「村上農園のスペシャリテ」は、そんなシェフこだわりの一皿を魅力的に演出する野菜を提供する新ブランドです。
マイクロハーブやオイスターリーフなどの、味や香り、見た目に際立った特徴を持つ野菜を生産し、主に業務用として販売しています。
「マイクロハーブ」は、味や香り・見た目に
特徴を持つ、5〜10cm程度の大きさの幼い
ハーブ類のコトだそうです。
キュウリのような風味のある「ボリジ」や
鮮烈な赤色で目をひく「アマランサス」
などがあり、主に高級レストランやホテル
結婚式で料理のアクセントとして使用。
村上農園では、この「マイクロハーブ」と
生の牡蠣の風味を持つ「オイスターリーフ」
含め計11商品を外食向けの新ブランドを
「村上農園のスペシャリテ」として販売!
世界のトップシェフに愛される「マイクロハーブ」と「オイスターリーフ」
マイクロハーブおよびオイスターリーフは、オランダの野菜生産企業KOPPERT CRESS B.V.(以下コッパート クレス)が主に欧米のトップレストランに提供し、世界のトップシェフから高い評価を得ています。村上農園は2014年にコッパート クレスと相互ライセンス契約を締結し、2018年4月より同商品の販売をスタートさせました。村上農園では、マイクロハーブやオイスターリーフの提案で、日本の食文化に新風を吹き込みたいと考えています。
オイスターリーフ(葉30枚入)1620円(税込)
食感・風味ともに、フレッシュな牡蠣のよう。
ボリジ 345円(税込)
きれいな楕円形の葉。
パリッとした食感で瑞々しいキュウリのような味。
アマランサス 345円(税込)
ビビッドな赤。少量でも華やかな雰囲気に。
ビーツのような味。
◆村上農園のスペシャリテ
◆URL:https://www.murakamifarmsp.com
これは、ますます売り上げが上がる要素しか
ないような、スゴイ企業ではないでしょうか?
お料理って、食べて楽しむの前に、やはり
見て楽しい?見てても美味しい?っていう
楽しみ方ができると、美味しさ倍増です♪
007ミッション報告
村上清貴さんは2012年「儲かる農業」の
実現を目ざして、2020年代には、なんと
売上高100億円を達成する目標を掲げました。
その目標は、2018年12月期にすでに
達成していますので、今後は「B2Bビジネス」を
どこまで成功させられるか?
そして、さらなる安定収益の確保につなげられる
かが勝負になりそうですが「農業は成長産業である」
という村上清貴さんの挑戦は、果てしないですね~
先週放送の「おとうふ工房」の記事は▼コチラ▼
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます(^^)/