米国女子テニス協会は
セリーナ・ウィリアムズに
17,000ドルの罰金を科したと発表。
(日本円換算で約190万円)
原因はもちろん、先日の全米オープン
大坂なおみ選手との試合で3回も
コード違反をしたからです!
これで罰金処分は何回目に?本当に
懲りないセリーナ選手の、試合の経過と
コーチの自白や、主審に激高する画像
動画などをご紹介します。
【目 次】
1.セリーナが主審にキレた「この盗人」警告3度で自滅
2.セリーナが警告を受けた経過
3.セリーナのコーチ(ムラトグルー)の自白
4.セリーナの暴言やコード違反画像と動画のご紹介
1.セリーナが主審にキレた「この盗人」警告3度で自滅
セリーナが主審にキレた「この盗人」警告3度で自滅
<テニス:全米オープン>◇8日(日本時間9日)◇ニューヨーク◇女子シングルス決勝
世界ランキング26位のセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)は、2-6、4-6で同19位の大坂なおみ(20=日清食品)に敗れ、4年ぶり7度目の全米オープン制覇はならなかった。
◇ ◇ ◇
鬼の形相で、セリーナが主審にくってかかった。人さし指を主審につきたて、何度も「わたしから得点を奪った。わたしに謝れ」と、ののしった。決定的なひと言が飛び出したのが、第2セット、大坂が4-3とリードしたチェンジコートの時だった。
セリーナは「この盗人」と吐き捨てた。これに「言葉の乱用」を適用され、この試合3度目の警告。規則で自動的にセリーナは決定的な1ゲームを失い、会場が騒然とした。セリーナは涙で、大会レフェリーに訴えた。2万人を超える観客全員が、主審にブーイングを浴びせ始めた。
きっかけは、第2セットの第2ゲームだった。大坂のサーブで40-15の時に、セリーナはコーチから指導を受けたとして「コーチング」の違反で最初の警告を科せられた。続く第5ゲームでブレークバックされると、ラケットをたたき折り、「ラケットの乱用」で2度目の警告。1ポイントを失っていた。
表彰式では、主審や主催の全米テニス協会の役員に向けたブーイングが止まらず。さすがにセリーナも、大坂を気遣い「彼女は立派なチャンピオン。これ以上のブーイングは止めて」と懇願した。
しかし、試合後の会見では、「わたしはやましいことは1度もしていない」と、コーチングを否定。しかし、大会を放送している地元TV局の質問に対し、セリーナのコーチは、コーチングを認めたという。
大坂は、ただ巻き込まれただけで、全く非はない。また、大坂の優勝が色あせることもない。しかし、4大大会初の日本人優勝は、セリーナと主審との口論で、後味の悪いものになった。
引用:https://www.nikkansports.com
ちなみに全米オープンでセリーナ・ウィリアムズが抗議するのは初めてではない。2004年準々決勝:審判のライン判定に抗議し交代を要求。2009年準決勝:審判に暴言を吐き約900万円の罰金。2011年決勝:審判に抗議し約20万円の罰金。審判が女性の時は差別を持ち出さなかったが今回は男性だったので
2.セリーナが警告を受けた経過
4大大会では、選手は試合のコートに
入った後、たとえウォーミングアップ中
であってもコーチから指示を受けては
ならないことになっています。
選手とコーチが、口頭や仕草などの
どんな形でコミュニケーションを取っても
「違法コーチング」と解釈されます。
ベースラインからの打ち合いでは勝機が
ないとみたセリーナが、前に出てネット
プレーに活路を見出そうとした時に
「違法コーチング」問題が起きたようです。
セリーナが主審から「違法コーチング」で
警告を受けた経過は以下になります。
第2セット第2ゲーム、「違法コーチング」で主審から1度目の警告(罰金4000ドル)を受けたセリーナが「勝つために不正はしていない」と抗議
第3ゲーム、コーチのパトリック・ムラトグルー氏がもっとネットに近づくように指示する手ぶり。セリーナが積極的にネットプレーを仕掛けるようになる
第4ゲーム、セリーナが主審に再び抗議して「無実」を主張。セリーナ自身の不正というよりコーチに落ち度があったようにみえる
第5ゲーム、セリーナが「違法コーチング」で警告されたことに激高してラケットを地面に叩きつける。2度目の警告(罰金3000ドル)を受け、第6ゲームはペナルティーとして1ポイントを失ったかたちで始まる
セリーナは収まらず、主審に「セリーナは不正を行っていない」と会場にアナウスするように要求。「私は不正を行ったことはない」「生まれてきた娘に悪い手本になるようなことを私がするわけがない」と主審に謝罪を求める
第8ゲーム、「泥棒」という主審への暴言でセリーナは3度目の警告(1万ドル)を受け、ペナルティーとしてこのゲームを失う。セリーナは泣き崩れる
第9ゲームのあと、セリーナが「こういうことが前にもあったわ。これはフェアじゃない。男子選手が私と同じことを言っても処罰されないのに、私がオンナだからすべてを奪おうというの」と主審に涙の抗議
3.セリーナのコーチ(ムラトグルー)の自白
第1セットを落とし、劣勢に立たされた
セリーナに対し、スタンドにいたコーチの
ムラトグルー氏がネットプレーへ切り替えを
手振りで指示を出したあとからは
明らかにセリーナの戦術が変わったのは
状況的に見て間違いないようです。
第2セット第4ゲームをブレークして
試合の流れを引き寄せることができるか?
に見えた時に「違法コーチング」問題で
セリーナは逆上して自分を見失いました。
たしかに、結婚して娘を出産。復帰してから
初めての優勝を飾りたいという気負いも
当然あったことでしょう。
セリーナにとっては、大坂選手に
勝っていればマーガレット・スミス・コート
グランドスラム優勝24回に並ぶという
特別な一戦でもありました。
2012年からセリーナのコーチを務めるムラトグルー氏はスポーツチャンネル、ESPNのインタビューに「正直言って私はコーチングをしていた。セリーナが私を見ていたとは思わないが。だから彼女は私がコーチングをしていたとは思っていない」と「違法コーチング」をあっさり自白してしまいました。
「しかし私はすべての試合ですべてのコーチがしていることと同じようにしていただけだ。なのに、試合中にコーチングはしていませんというような偽善はもう止めるべきだ。大坂選手のコーチだって1ポイントごとに指示を出していた」
ムラトグルー氏はツイッターで「全米オープンの決勝という舞台で3度にわたる警告。審判に試合の結果に影響を与えることが許されるべきなのか。こういうことは二度と起こるべきではない」と怒りをぶちまけました。
大坂なおみ vs セリーナ・ウィリアムズ 2-0 ハイライト
4.セリーナの暴言やコード違反画像と動画のご紹介
セリーナ、審判に不満#全米オープン#女子決勝 pic.twitter.com/5FN4XmQanp
— そうそう (@pyonpyon12nFuuu) September 8, 2018
セリーナ・ウイリアムズ、ラケットぶっ壊しす!大坂なおみいいね!#全米テニス pic.twitter.com/v9nr0Hm96M
— 田端秀章 (@hideaki825) September 8, 2018
#セリーナ・ウィリアムズ の激しい抗議と自分のラケットを叩きつけて壊している映像。これらで1セットのペナルティーを食らった。#全米オープンテニス2018 pic.twitter.com/Uc7nVuQgWf
— Embrace_it (@Tir_na_nOger) September 8, 2018