高氏奈津樹(金属彫刻家)経歴や母との確執!注目作品と現在の活動は?NYの生活や不安も!【グッと地球便】

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金属彫刻家でアーティストの

高氏奈津樹(たかうじなつき)さんが

【グッと地球便】に登場!

経歴プロフとの確執と

渡米の理由は?

注目作品が話題になって以後

現在の活動は?

NY在住の不安トランプ政権と

ヘイトクライム?など調べてみました。

こんにちは、サイト管理人の007です。

今回注目したのは、この番組♪

2018年11月11日(日)10:25~放送

「グッと!地球便」高氏奈津樹さん!

番組放送内容はコチラ(^^)/

芸術への夢諦めきれず早稲田大卒業後に渡米した娘は遅咲きの彫刻家に…巨大なブランコ作りに没頭の毎日…数百万かけ制作も買い手は現れるのか…覚悟の挑戦に反対し続けた母は?

この番組は、日本を飛び出して

海外で生活する日本人に、離れて

暮らす日本の家族から「贈り物」

届けるという企画なのですが…

とにかく、不慣れな海外で奮闘する

日本人の姿が素敵で、遠く離れたから

こそわかる家族の絆に毎回感動します。

25歳で一念発起し、これまでの生活を

捨てて単身NYへ渡った高氏奈津樹さん

いったい、どんな女性なのでしょう?

というコトで、007ミッション開始!

高氏奈津樹(金属彫刻家)経歴や

母との確執!注目作品と

現在の活動は?NYの生活や不安も!

007(管理人)も、ニューヨークには

一度だけ行ったコトがありますが…

(チョットだけ自慢♪)

どうしてニューヨークだったんですかね?

いったいどんなお嬢さんなのでしょう…

【目 次】

1.高氏奈津樹さんの経歴(プロフィール)

2.母との確執と渡米の理由は?

3.注目作品と現在の活動は?

4.NYの生活とトランプ政権!

5.現在の不安はヘイトクライム?

1.高氏奈津樹さんの経歴(プロフィール)

出典:グッと地球便 公式サイト

名前:高氏奈津樹(たかうじなつき)

生まれ年:1982年

出身:東京都

学歴:早稲田大学第一文学部文芸専修学科

高氏奈津樹さんは、1982年に東京で

生まれました。中学、高校時から

ずっとアートの世界へ進みたかった

そうですが、美大への進学は親から

許されず、とりあえずは…と普通に

受験して早稲田大学第一文学部に進学。

一時は、文芸専修学科というコトで

小説家を目指すのですが、心からそう

なりたいという願望を持つ訳ではなく…

その世界では卒業後も芽が出ずじまいで

高氏奈津樹さんは、小説の傍らにアートでも

というお茶を濁す生活が続いたそうです。

そして25歳の時に、自分を束縛する

環境に決別するため、一念発起して

単身ニューヨークに渡米しました!

語学学校に通いながらマンハッタンの

アートスチューデンツリーグという

美術学校に出会った高氏奈津樹さん。

1875年設立、NYのマンハッタンに

あるこの学校は、大学ではないものの

優れた教授陣と多くのアーティストを

輩出した学校として特に有名だそうで…

子供から大人までいつ入っても

いつ止めてもOKというスタイル!

手頃な価格での授業を提供し

フレキシブルな授業システムが

自分のライフスタイルにぴったり

合致したんだそうです(^^♪

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2.母との確執と渡米の理由は?

高氏奈津樹さんは、絵を描きたいという

気持ちをずっと持っていたものの、親に

絵画教室さえも行かせてもらえず…

高校受験、大学受験でも美術系への

進学を母親に猛反対され断念し…

結局、母親と同じ大学へ進学します。

「このままでは一生母の言いなり。

一度ぐらいやりたい事をやろう」

25歳のときに内緒で留学を決行!

自由に自分らしく弾けたいという

気持ちがあったんだそうです。

25歳まで、よく我慢したもんです♪

それだけでも、十分に親孝行はした

のではないでしょうか?

ニューヨークに渡ってからはまず

1からアートを学び、6年後には

講師に抜擢された高氏奈津樹さん。

現地で、巨大なパブリックアート

手掛けるまでになったといいます。

ようやく才能を解き放ち、自分の

感性で素晴らしい作品を生み出す

高氏奈津樹さん。

芸術の道に進むことを反対し続けて

いた母親は、番組でどんな想いを

娘さんへ届けるのでしょうか?

3.注目作品と現在の活動は?

高氏奈津樹さんが2014年に作った野外彫刻

「ウインドウ」は、メタルとアクリル版で

できたドーム型の作品です。

作品内部と、外部の自然とをブランコで

行ったり来たりできるという体験型の

アート作品というコトで注目を浴び…。

リバーサイド公園の1丁目に設置され

NY市民に、遊具としてではなく空間の

切り替わり~感覚の切り替わりという

日常生活で、自分が移動して生きている

ことを、アートで実感できるという

ユニークな試みとして話題になります!

WINDOW  (2014年)   Van Cortlandt Park Bronx

「ウインドウ」はアメリカのメジャー誌

ウォールストリートジャーナルやNYタイム

などの雑誌で特集されるほどの注目度!

高氏奈津樹さんは、この功績が認められ

現在、ご自身が美術を学んだ学校である

アート・スチューデンツ・リーグ

講師として教壇に立っています。

著名な教師や卒業生がいるようですが

日本人としては、詩人として有名な

高村光太郎さんもこの学校で学んだ

ことがあるそうですよ(^^)/

現在は「ウインドウ」をさらに進化させた

形の作品がこの夏、ウエストチェスターの

ライ公共ビーチ横の公園にお目見えする

予定なんだそうです。

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4.NYの生活とトランプ政権!

高氏奈津樹さんがNYに移住した2008年

アメリカにはオバマ大統領政権が誕生

しました(正式就任は2009年)

当時の人々の希望に満ちた高揚感を

今でも覚えているそうですが、今までは

NYで暮らし、自分が外国人であるという

疎外感や差別を感じるコトは、ほとんど

なかったんだそうですが…。

しかし、トランプ政権の発足後は

初めて有色人種の移民女性として

アメリカという国に滞在するコトに

不安を抱き始めた高氏奈津樹さん。

この先ビザは下りるのか、仕事に支障は

生じないだろうか?このような不安を

抱く日が来るとは、よもや全く想像して

いなかったと語っています。

ビザ関連に対する締め付けは9・11以降

年々強くなっていたそうですが、すでに

共和党は就労ビザの規制を公言するなど、

外国人にとっての状況悪化は必至だとか…。

また人々の言動が大統領の品性や言動に

どれだけ左右されるものかというのを

目の当たりにした今となっては

「自由と平等の国、アメリカ」

予想もしない姿に変貌してしまうのでは?

という不安と恐怖は誇張ではないそうです。

すでに、国内外に、いろいろな意味で

ダメージや影響を与えているという

トランプ大統領の行動ですが…。

「何か」を変えないといけない!

トランプがその「何か」を変えるだろう…

そんな希望を抱いてしまう、アメリカ人の

鬱憤がそれほどにも、いろいろな面で

たまっている…と気付かされた2016年

大統領選挙だったんだそうです。

2018年11月、米中間選挙は投開票から

3日経った9日も、複数の激戦区で

集計が続いています。

2年後の大統領選でも勝敗の鍵を握る

フロリダ州では、上院選と州知事選の

双方で共和党が勝利を宣言しましたが

未集計の票が見つかり民主党が差を縮める?

再集計の可能性が高まる?などと

異常事態に陥っていますね~。

高氏奈津樹さんは、格差社会、多民族で

多宗教多文化の共存、男女平等、という

アメリカの現状すべてがストレス

なっているんだと語っておられます。

トランプは、そんな国民の心理をうまく

突いて選挙活動し、何よりも恐ろしいのは

トランプ勝利直後から全米で始まった

“ヘイトクライム”の波及だそうです。

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5.現在の不安はヘイトクライム?

“ヘイトクライム”とは、人種や性別

などの偏見に基づく攻撃を意味します。

移民の国であるアメリカにとっては

ヘイトクライムは大きな社会問題で

根深い人種差別の歴史があるコトから

アメリカ人はとても差別に敏感…。

高氏奈津樹さんは、NY渡米後すぐに

初の黒人大統領が誕生したこともあり

アメリカも平等社会を実現したんだ…

と思ったのもほんの束の間、本音は

「タテマエの平等主義には辟易

昔のように白人男性中心主義の

古いアメリカに戻そう!」

という考えに共鳴する人が多くいる

というのが現実で、その結果が実際

初の女性大統領を受け入れるコトが

できなかったという事実…。

高氏奈津樹さんの、韓国人の友人の息子

通うNY州内の小学校では、担任教師が

トランプ支持者で、いかにアジア料理が

臭く嫌なものかを授業中に話したり

メキシコ人は犯罪者だと生徒たちに

教えたりしていると聞いたことが

あるそうです。

そのせいでその子どもは、母親の

手作りの韓国料理のお弁当を学校で

まったく食べなくなったそうです。

このような耳を疑うようなコトが

実際、身近に起きているんだとか…。

トランプ支持者と反対者同士の暴力

もちろんありますが、それよりも深刻

なのは移民全体に対する暴力や差別

高氏奈津樹さんがNYで実感した中でも

ダントツで被害を受けているのは黒人

2番目はユダヤ人、次いでイスラム教信者

フロリダにある学校では、2つ並ぶ

水飲み場に”White Only (白人のみ)”

“Colored (有色人種用)”と生徒が

紙に書いて貼るという事件もありました。

また、別の学校では、白人の生徒が

黒人の生徒に向かって…

「トランプが大統領になったからには

お前を始めとする黒人生徒をどんどん

撃ち殺していってもいいんだ」と発言!

ナチスのシンボルマークのグラフィティ

(スプレーなどで壁に描かれた落書き)も

たくさんの都市で描かれるなど

アメリカ全土の雰囲気はトランプ当選

前後で大きく変わったんだそうです。

実際、高氏奈津樹さんのアトリエの

入口にも”Fuck Trump”と落書きを

されたコトもあったんだとか…。

そんなインタビューを読むと、とても

心配になってきますが、これからも

無事でのご活躍を楽しみにしています。

日本よりも先に世界で有名になったので

逆輸入という形で、日本でぜひとも

ブレイクして欲しいものですね~

007ミッション報告

アメリカ・ニューヨークで金属彫刻家として

奮闘する高氏奈津樹さんは現在35歳

2018年11月25日までヴェネツィア・ビエンナーレ

(GAA財団とヨーロッパ文化センターが主催)

「Time Space Existence」で新しい噴水彫刻を展示!

「Window II」ライタウンパーク設置も

楽しみですね~

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます(^^)/

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