こんにちは、サイト管理人の007です。
多田克彦（ただかつひこ）さんは
岩手県遠野市で、なんと30年前に
農業ベンチャーを起業したスゴイ人！
ご自分の牧場で生産した牛乳から人気の
プリンやヨーグルトなどを作り、今年は
NYへも出店し、世界進出しています。
そんな敏腕農業経営者の多田克彦さんが
乗り越えてきた逆境と、苦難の道のりが
「プロフェッショナル」で特集されます！
2018年7月30日（月）22：25～放送
「プロフェッショナル 仕事の流儀」
番組の内容がこちら
反骨の農家、実りの遠野物語 ～農業経営者・多田克彦～
農業経営者・多田克彦が自ら生産した牛乳を原料に作るプリンやケーキは、東京の人気菓子店で瞬く間に売れていく。
柳田国男は遠野物語で「平地人を戦慄せしめよ」と書く。多田もまた商品で「人々を驚かせる」ことをモットーにしている。今、仕掛けているのは遠野の若い世代の経営者とのコラボ。売り上げが伸び悩む漬物屋、そして精肉会社とともに、岩手の埋もれた魅力を掘り起こし、海外向けの新商品開発に挑む。
遠野の次世代の経営者たちに、自立とは何かと、多田が問いかける現場をドキュメント。
今の岩手県って、2011年3月11日の
東日本大震災のときに発生した津波で
大きな被害を受けて復興途中ですよね。
多田克彦さんは、地元岩手の魅力を
世界へ届けようと、震災後はますます
奮闘されているとのコトですが…
そんな多田克彦さんの、年齢や経歴
奥さまやお子さんはいる？画像は？
というコトで、007ミッション開始！
多田克彦(農業)経歴や嫁や子は？
店の場所と通販！現代の遠野物語
(柳田国男著)とは？
【プロフェッショナル】
お店の場所や通販、人気商品の評判は？
現代の遠野物語(柳田国男著)って
なんなのでしょうか…
【目 次】
１．多田克彦の経歴（プロフィール）
２．多田克彦の嫁と子ども（画像）
３．多田克彦の店の場所と通販
４．遠野物語(柳田国男著)とは？
１．多田克彦の経歴（プロフィール）
多田克彦さんは、1955年岩手県生まれで
現在63歳になります。
地元の農業高校を卒業して、遠野市役所に
就職が決まったのですが、出社初日に
市役所を退職されています！
その退職理由は、市役所の覇気の無い
よどんだ空気を重く感じ「ここにいたら
自分も沈んでダメになる」と思ったから…
その後、多田克彦さんは、実家から
20万円を持ち出して上京し、アルバイト
しながら一浪して明治大学に合格します。
大学卒業のときも、東京の一流企業へ
就職が決まっていたそうですが、故郷が
気になり、東京での就職を辞退。
多田克彦さんは、なんと一日で退職した
遠野市役所の試験を受けUターン！
ですが、その理由は前とは違いました。
就職のとき「市役所に勤めるのは10年で
その間に農業を本格的に勉強する」と
決心したんだそうです。
多田克彦さんは、毎朝5時起きで畑仕事
昼間は市役所で勤め、夕方5時になると
また畑に戻り、休日もすべて農業づくし…
そして、ボーナスをもらうと、牛を買って
牧場もはじめたんだそうです。
多田克彦さんは、1988年に市役所を退職し
1989年に退職金、借入金などで1億円を
かき集め有限会社を設立し、農場を開設。
農協には頼らないマイブランド牛乳や
乳製品、野菜などの生産と並行して
独自の流通ルートを開拓しようと奮闘します。
そんなとき、東京の小売店を飛び込みで
営業している多田克彦さんを、TVが密着
ドキュメントで放送したのがきっかけで
多田ブランドの名前が一挙に広まりました。
たくさんの店が「多田克彦牛乳」や「多田克彦
飲むヨーグルト」を販売してくれるようになり
道の駅「遠野風の丘」のオープンも話題に！
現在では、若手育成にも注力されており
農家や酪農家仲間たちと結成したという
「多田克彦自然派ネットワーク」
の代表もされていらっしゃいます。
とにかく、ものすごいバイタリティーと
情熱で農業に没頭されてきたコトから
世界進出も納得ですね。
2017年秋、多田克彦さんの乳製品が
カリフォルニア州のシリコンバレーで
大人気となり、2018年初夏にニューヨーク
マンハッタンにお店をオープンされました。
２．多田克彦の嫁と子ども（画像）
スゴイ経歴の多田克彦さんですが
ご結婚されていて、息子さんも
おられました。
息子さんのお名前は、多田慎太郎さんで
現在、二代目として長期熟成チーズの
製造を担当しているそうです。
多田慎太郎さんは、勉強も運動もまるで
ダメだったそうですが、独特のキャラで
愛されていたという変わり者だそうです。
酪農大学を卒業後、首都圏のスーパーで
販売の修行を積んで、農場がチーズ製造に
乗り出すのを機に、ドイツ語の勉強を
独学ではじめたんだとか…。
周囲は全く期待していなかったようですが
気が付けば、ドイツ語をマスターして
その後、スイスでチーズ技術を学びます。
多田克彦さんのDNAは、確実に息子さんへ
受け継がれていますね♪
奥さまのお名前は、多田正子さんで
現在は、専務として全国に向けた製品の
発送などを担当されているそうです。
※画像左の女性が奥さまです
右側の女性は、直営店のスタッフで
れいこさんという方のようですが
よく姉妹と間違われるそうですよ♪
３．多田克彦の店の場所と通販
多田克彦さんのつくる人気の商品は
通販でも買えるようですが、どうやら
ソフトクリームが食べられるのは
このお店だけのようです…
お店の名前なんですが、ズバリ！
「多田克彦の店」でした♪
住所：岩手県遠野市綾織町新里8-2-1
道の駅「遠野風の丘」内
電話番号：0198-62-0888
営業時間：8:00～19:00（冬季は～17：00）
休日：年中無休
通販なのですが、2016年の8月から
多田自然農場のオンラインストアは
一時閉店とのコトで、現在も閉店中。
とりあえず、今はデパートだけでなく
スーパーにも、商品がありますので
やめてしまわれたんでしょうか？
お取り寄せでしか買えない方は
道の駅「遠野風の丘」の
オンラインショップがありました！
販売されている商品は、セットもので
品物も限られてしまいますが、気になる
方は通販でぜひお試しください♪
４．遠野物語(柳田国男著)とは？
今回の番組では、多田克彦さんの
信念として「柳田国男さんが言う
“農民の自立”」が紹介されています。
柳田国男さんとは「遠野物語」の作者で
民俗学の父といわれるお方のようですが
どうして農業と関係あるのかというと…
実は、明治政府の農務官僚で、終戦後から
廃止になるまで、最後の枢密顧問官に
就いていたというスゴイお方でした。
多田克彦さんよりも、実に半世紀前から
農村には「自立経営」こそが重要だと
説いてきた柳田国男さん。
柳田国男さんは「日本人とは何か？」
との答えを求め、民間の伝承や習慣を
農村研究の礎として日本や外国を調査旅行
したんだそうです。
そして、日本民俗学の開拓者となり
多数の著作を残され、現在その著書は
重版され続けているんだとか…。
「遠野物語」は、明治43年（1910年）に
発表された、岩手県の遠野地方に伝わる
逸話、伝承などを記した説話集だそうです。
その内容は、天狗、河童、座敷童子など
妖怪の話だったり、神隠し、臨死体験
行事や風習に関するお話というコトです。
昔の都市伝説っぽい話が書かれていて
なかなか、興味深い本ですね♪
５．007ミッション報告
多田克彦さんは、現在63歳。
一時は上京して明治大学に通うが
故郷が気になり、Uターンして10年間
遠野市役所に勤めながら農業を勉強。
30代で農業ベンチャーとして企業
独自の販売ルート開拓のため東京で
営業する様子がTV放送され一躍有名に！
多田克彦さんの奥さまは、現在専務で
息子さんは、本場スイスで修行したあと
二代目として長期熟成チーズ製造を担当
多田克彦さんのお店は、岩手県の道の駅
「遠野風の丘」の中にありますが
直営の通販サイトは現在閉店中
「遠野物語」の著者である柳田国男さんは
民俗学の父ともいわれているが、明治政府の
農務官僚で、半世紀も前に農村には
「自立経営」こそが重要と説いた人物
最後までお読みいただき、ありがとうございます。